あちこちで爪とぎをして大変なんですが、対策などありませんか?

猫があちこちで爪とぎをするのは自然な行動です。
以下に、猫の爪とぎを効果的にコントロールするための方法をいくつか紹介します。 

  1. 適切な爪とぎ場所の提供
    爪とぎポストや板: 複数の場所に爪とぎポストや爪とぎ板を設置しましょう。猫が好む素材や形状を試してみて、猫の好みに合ったものを見つけてください。
    ◯縦型と横型
    縦型(ポストタイプ)と横型(板タイプ)を用意して、猫がどちらを好むか観察します。
    ◯素材の違い
    段ボール、麻、絨毯など、異なる素材を試してみます。
  2. 魅力的な爪とぎ場所の作り方
    爪とぎポストの周りにおもちゃを置いて、猫が自然とその場所に来るようにします。
  3. 家具や壁の保護
    家具や壁に透明な保護カバーを貼ると、猫が爪とぎをしてもダメージを最小限に抑えられます。
  4. ネガティブな強化を避ける 叱らない
    猫を叱ることは効果がなく、逆効果になることがあります。猫は叱られた理由を理解できず、ストレスを感じるだけです。
  5. 爪切りの習慣化・定期的な爪切り
    猫の爪を定期的に切ることで、家具や壁に与えるダメージを減らすことができます。 爪切りに慣れていない猫には、徐々に慣らしていきましょう。無理だと思ったら、動物病院にお願いするのも一つです。 適切なツール=猫専用の爪切りを使い、爪の先端だけを切るようにします。
  6.  適度な運動と遊び
    十分な運動と遊びを提供することで、猫がストレスを発散し、過度な爪とぎを防ぐことができます。キャットタワーやトンネル、おもちゃなどを活用して、猫の遊び心を満たしてあげましょう。

 これらの方法を試してみて、猫が快適に爪とぎをできる環境を整えましょう。

その他にも、経験談からお伝えできることがあるかもしれません。譲渡会などの際に多賀にゃんにご相談ください。

多賀にゃん

猫保護支援団体の多賀にゃんです。 ・野良猫への先行型TNR活動支援 ・地域猫活動支援 ・譲渡会開催運営 ・多頭飼育崩壊問題の啓発・支援 「ネコ問題は社会問題」として、ヒトもネコも幸せに暮らせる社会を目指しているにゃん。 不妊去勢手術専門のにじのはしスペイクリニック多賀診療所を併設しているにゃん。 お寄せいただいた寄付や雑貨の売上などは、全てTNR活動・医療費・猫保護費に充ててるにゃん。